みるく工房飛鳥 心のふるさと明日香って・・「ほっと・・」するよね 自然がいっぱい 言いあらわす事のできない 安堵感があるのは私だけ 疲れた時 むなしい時 かなしい時 たのしい時 ふり返れば、そこには いつも明日香がある
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m.asuka牛歩の遍歴 進めるところまで進みます。
みるく工房飛鳥通信 西井牧場のasukaの独り言
桜の花も過ぎ去り新緑の季節だ
蓮華が田畑一面に咲き、天に泳ぐ鯉幟
遥かなる明日香を偲ぶ二人の絆が結ばれ
まほろばの幻想に酔う
牛歩の遍歴 二十歩目
農大へ入学して、早1ヶ月が過ぎようとしている、新緑の気持ちの良い時期だ、1学年は果樹を専攻していて、かんじんの畜産は2学年からしかないのだ、畜産は後述出てくるかと思うがあの当時、畜産試験場での宿泊(寮)になる、この年は専攻生が3人しかおらずもちろん自炊になるのだ。
大学にもようやく慣れ、緊張した糸が切れたように毎日が気だるく授業中は睡眠時間となりその代わり夜は遊びまくると言う悪循環が続いた。
車はあらかじめ大学の外に出しておき、夜10時の点呼が終わってから寮から脱出する、目的はラーメンを食べに行く為だった、5時に夕食では、ちょうど眠る時に一番腹が減ってしまい、意気投合した者同士が乗り合わせで出ていくのだ、その後は当ても無く車を飛ばして帰ってくると言う事が日常の癖になってしまったのである。
ある夕方、食事を終えて部屋にいるとスピーカーから「1年生の○○君、女から電話やぞ」とのアナウンス・・・俺やないか、階段を走って下りていった、電話は舎管室に1台しか無く、部屋に入ると先輩達が冷やかす、出てみるとそれはC子だった、「今度の日曜日、奈良に行くんだけど会えない」との事、ちょうど休みは暇をもてあましていたのでこの寮まで来ると言うことで約束をした、土曜の昼から日曜は、実習が無い限り休みで、家に帰ると仕事があるのでほとんどが寮で遊んでいた記憶がある、ある意味ではホテル代わりかも知れない。久しぶりにC子にあえるのが待ちどうしく何故か心がはずんだ1週間だった。
入学した当時のあの心意気は何処へ行ったのやら、先輩達のようには絶対にならんと思っていたのに、ふと気が付けば回りの環境に染まった自分に幻滅していたような気がする。

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