みるく工房飛鳥 心のふるさと明日香って・・「ほっと・・」するよね 自然がいっぱい 言いあらわす事のできない 安堵感があるのは私だけ 疲れた時 むなしい時 かなしい時 たのしい時 ふり返れば、そこには いつも明日香がある
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m.asuka牛歩の遍歴 進めるところまで進みます。
みるく工房飛鳥通信 西井牧場のasukaの独り言
  明日香の里は見渡すかぎりの黄金色だ、 彼岸花が終わり、次にコスモスの季節へと移ってきた、 木の葉が緑から黄色に変わってきたように思える、 いよいよ、秋本番、 実りの秋 収穫の秋 祭りの秋 今年も、いつもながらの秋が楽しめそう。 黄金の 明日香の秋に 我思う 牛歩日記 牛歩への遍歴
牛歩の遍歴 八歩目
 いよ、いよ、あちこちで、稲刈りの準備が始まりコンバインの音が鳴り響く、 そう言えばあの頃は、そんな便利な機械は無く、まだバインダー(刈り取って束にする)だった。束にされた稲をハザに掛けるのだが、それが大変な仕事だった、まず、稲を掛けるハザと足になる棒を田んぼまで運んでまた、それを稲が掛けられるように組まなくては、 刈り取られたばかりの稲が重いこと、また、それをハザの所まで運ばなければならない、 それを、親が次々とハザに掛けていく、今はこのような光景は少なくなったものだ。
あの時は兄の進路の事で揺動く、やはり長男は家の後を継ぐというのが昔からの慣わしであったから両親としては、何とかと思ったが、どうしても農業は嫌だと言い張る兄の言葉に負けてしまった、朝早くから、学校へ行くまでに農作業で田んぼの仕事や野菜の消毒や収穫などを手伝っていたから、農業とはどう言うものかって体で体験していたから無理はなかっただろう。 そうすると必然的に後を継ぐのは俺に回ってくる、その時は何も考えずただ毎日をなすがままにしていたが、後で牛歩の道をたどる事になるなど夢にも思わなかった。 小学6年の秋は、ある意味で俺にとって転機だったかもしれない、 もう、すでに俺の路線はひかれ、それにそって走るだけの準備がされていたように思われる。

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